山形県米沢市のレストラン「ヴェルデ」で使用するステーキ肉の米沢牛をご紹介します。

ブランド牛 「米沢牛」

米沢牛のはじまり

イギリス人の舌がきっかけとなった、米沢牛の全国デビュー

米沢牛の名前が現在のように全国的に広がったきっかけは、意外なことに一人のイギリス人です。

その昔、「成せば成る~」の句で有名な上杉鷹山の開校した「興譲館中学」が、横浜に居留中の貿易商「チャールズ・ヘンリー・ダラス」を英語教師として招きました。その際、ダラスは故郷の味を懐かしみましたが、当時の米沢に四足の動物を食べる習慣はありません。そこでダラスが連れてきていたコックに米沢の牛肉を調理させて食べたのが、食用としての米沢牛の始まりといわれています。

ダラスは、米沢牛のあまりの美味しさに驚き、任期を終えて米沢を離れる際にも米沢から牛を一頭横浜に連れて帰りました。もちろん、その肉は仲間たちにも大好評。これをきっかけとして、あっという間に「米沢牛」という名前は全国に知れ渡ることとなったのです。

米沢牛の特徴

ジューシーな肉質と脂の旨みを同時に味わえる、山形県の至宝“米沢牛”

米沢牛は、山形県が世界に誇れる美味です。米沢牛の特徴というと、何といってもきめ細かい霜降りと脂の質の良さではないでしょうか。とろけるようなジューシーな肉質、決して嫌味のないまろやかな脂の風味は、多くの方から愛されています。

当店には、そんな米沢牛の美味しさを最大限に引き出した数々のメニューをご用意しております。中でも、肉本来の旨みを存分に味わえるステーキは、口の中で肉の繊維が一つひとつほぐれていくような感覚と濃厚な肉の旨みを味わうことができます。他にも、当店おすすめの米沢牛を使った牛丼などご用意しておりますので、米沢牛を生かした料理をぜひご堪能ください。

米沢牛の定義

しっかりとした定義の上に成り立つからこそ、自信を持ってご提供できるのです
米沢牛とは、下記の条件を満たしたものだけに認められるブランドで、枝肉に証明印が押印されます。
置賜地方の三市五町(米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、飯豊町、白鷹町、小国町)で肥育された牛で、飼育者は米沢牛銘柄推進協議会の会員であることとし、同牛舎において18ヶ月以上飼育されたもの。
牛肉の種類は、黒毛和種の未経産牛ならびに去勢牛とする。
米沢牛枝肉市場、東京食肉中央卸売市場に上場されたもの、ならびに米沢市食肉センターで屠蓄(とちく)され、(社)日本食肉格付協会の格付けを受けた枝肉とする。

ただし、米沢牛銘柄推進協議会長が認めた、共進会・共励会・研究会に地区を代表して出品したものも同等の扱いとする。
(社)日本食肉格付協会で定める肉質等級4等以上で、外観および肉質・脂質が優れている枝肉とする。ただし、3等級の中でも、生後月齢32ヶ月以上のものは、認めるものとする。

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